瀕死状態からの脱脚!vol.3

前回最後の最後で彼に彼女がいるということが判明し、ほぼ屍状態で家に帰った私ですが、そうなったところで私の人生は終わるわけではなく日曜日が残酷にもやってきてしまいました。

 

日曜日と言ってもやることなんてほとんどありません。田舎なので大きな商業施設はしまってしまっているし、家の近くのスーパーも全滅です。もうちょっと遅くまで寝ていればよかったものの、昨日のことが気になってしまって朝の8時に目覚めてしまった私はとにかくシャワーを浴び、家の近くのビーチに行くことに。しかし時はすでに9月。泳いで全てを忘れようにも寒くて別の理由で本当に死んでしまいそうなので、ただ散歩だけすることに。

ビーチを端から端まで歩き続けましたが、それでもやっぱり昨晩の友人の話が頭から離れませんでした。自分ではどうしようもないと分かっていても、どうしても受け入れられずにいたのです。しかしこのようなことは今までありませんでした。今までの自分は片思いをし、脈なしと分かったらすぐに諦めていたからです。いつもの自分ならそうするとことを今回だけは、何かどうにかして彼と近づきたい、手に入れたいという自分の中の醜い部分が湧き出ているのをハッキリと感じました。

 

とにかく別のことを考えよう。私は持っていたカバンからタブレットとポテトチップスを取り出して、ベンチに座りながら映画を観始めました。やっと私の意識が別の方向に向いてきた瞬間、私の携帯がメッセージの襲来を告げました。条件反射でロック画面をみると、彼からでした。あーーーーー何で今??? もうやってられません、、。心はすぐにメッセージを開きたい思いで一杯ですが、日本人の特性でしょうか、興味ありありなのが相手に分かってしまうのが怖くて、とりあえず放置!

するとまた別のメッセージが!これはただの挨拶ではないことが確かです。何か確かな要件があるはず。。

5分経って私はメッセージを開きました。そして要件は洗顔料売ってるところ知らない??というもの。。

え?女子力高くない??そっかこれがかの有名なこの国の美意識の高さか、、!

一部の方はご存知かもしれませんがこの国の男子の美意識の高さは本当に尊敬に値します。お風呂上がり5秒以内に化粧水投入しないと落ち着けないというレベルで。

 

さあこのミッションにどう対応するか私、、何を隠そう自分のスキンケアにそこまで気を使ってないので、リアルに彼を手伝うことができない、、本当に残念な自分、、、

私はただただ近所のドラッグストアのリンクだけを送るような、それ以上話が発展しないようなメッセージしか送れませんでした。案の定、私の吹き出しには既読の文字だけが残り、それきり話は途切れました。

もっと色々言えたのかもしれません。私も買いたいと思ってた!一緒に見に行こうよ!そっちの国にいた時はどんなの使ってたの?後から考えれば山ほど会話が思い浮かぶのに、彼の質問に対して完璧でありたいという私の勝手なプライドがそれを殺していたのかもしれません。

自分に素直であることがこんなにも難しいなんて想像もしませんでした。心に新たなモヤモヤが生まれて、苦しくて死にそうになった私は一人また家に向かって歩き始めました。

家に帰ると私のフラットメイトがキッチンで何やら料理をしていました。柔らかな匂いが私の鼻をくすぐります。彼女は私が帰ってきたのに気付き、一緒にご飯を食べようとできたてのポトフを器に盛り付け始めました。朝からポテチしか食べていなかった私はすぐにテーブルにつき、ホクホクのじゃがいもを口に放り込みました。何となく自分の今の気持ちを彼女に相談しようと思った私ですが、ダイレクトに話すのが恥ずかしくなった私は遠回しに彼女に付き合っている人がいるのかどうか聞きました。

彼女はすぐにうん、イタリア人の彼氏がいるよ。と答えました。しばらく彼との馴れ初めや思い出を話したのち、彼女は少し変わったエピソードを教えてくれました。何でも彼女の一番の友人が長年付き合った婚約者との婚約を解消し、旅先でであった別の男性と付き合い始め、そして最終的にその人の国に移住したというのです。

そして彼女は最後にこう言いました。

私の友人を見て、私はやろうと思えば何でもやれると思った。人生は一回きりだから自分の気持ちに正直になった者勝ちなのかもしれないわね。

 

この言葉を聞いて私の口の中から、さっきまで残っていたポトフの味が一瞬消えました。そして感じました。素直になることは悪いことではないと。それでダメになったらそれまでであると。

明日以降、彼に会うことがあったら、なるべく自分の気持ちに正直に、試しに距離を縮めてみよう。

決意したは良いものの、果たして本当にできるか知らないけどね!笑

続きます〜

 

第2のイベント発生 韓国男子の生態vol.2

前々回の記事の最後で予告した次のイベントのことについて詳細を続けていきたいと思います。

 

次のイベントとは何か、、ただの呑みだ!!何だまたかよって感じですがもう毎回こんな感じなんで許してください。。飲むことしかやることない、、だって田舎だもの。

しかし今回はただのバーではなくクラブ的なやつです。ノリが違います。皆さんクラブ行ったことありますか?私はこっちに来るまで行ったことなかったですよ。だってそんな性格じゃないから、、。

でも行かないわけにはいきません。だって彼に会いたいもの、、、ということで頑張ります。はあ、、想像しただけで吐き気するわ。。。

 

スタートは24時。もう不純な香りしかしません。とにかく1人では到底行けないので誰か仲間を集める必要があります。とりあえず一番仲の良い韓国人の友人にメッセージを送り、一緒に行くことに。あとは彼が行くかどうかを確認するだけです。ではどうやって確認するのか、、、直接メッセージを送る?それとも他の韓国人の友人にきいて遠回しに確認する?色々考えましたがもうそれよりもクラブに何を着ていくのかを考えるのに忙しくて思考が追いつきません。あーーーーもう不器用すぎて自分が嫌いになります。というか私踊れるのか??高校の体育の時、助六さんみたいと言われたこの私が(めちゃイケ知らない方ごめんなさい、、)ラテンミュージックに合わせて踊ることを想像しただけで笑えます、腹筋崩壊。

 

そうこうしている間に時間になりました。彼が来るかどうかは知りませんがとにかく他の友人たちと一緒に現地に行くことに。そしていざ着いてその場を見渡すと、想像していた通りの雰囲気!the外国のクラブ!金髪美女たちが妖艶な表情でグラス片手に踊っています。海外のティーンドラマと酷似したその光景を始めて生で目の当たりにして、恥ずかしいやら何やらよく分からない感情に揉まれ、御上りさん状態です。しかしいつまでもこうしてはいられません。幸いにも他のアジア人たちもその場の雰囲気に乗れていなかったので私は彼女たちに合わせて最初は呑むだけのみ、さりげなく彼を探しました。

しかし、、待てど暮らせど彼は現れません。私がさりげなく友人に彼は来るのかと尋ねると、何と、、来ないというではありませんか!何で!!詳しくきくと、疲れているから今日は1日家にこもって休んでいるという、、事前にきいとけばよかったーーー泣

もうここまで来ると私にはここにいる意味がありません。しょうがないので帰ることに、、聞くと私のフラットメイトも帰るというので私もその子達に続いて帰ることに。完全に頑張り損ですが、クラブに不慣れな姿を見られるよりかはマシだったかもしれません。

 

そして私は家に帰り、その後フラットメイトとともに呑み直し始めました。緊張から解かれ、私は部屋着すっぴん姿になりあぐらをかいて、ハイネケンをガブ飲みするという本来の姿に戻りました。あーーー快適! しかしそんな私に悲劇襲来。新たなミッション発生です。突如としてなりだす私の携帯。見ると日本人の友人からでした。出てみると何でも他のメンバーと別のバーで呑み直しているとのことで、しかも、、、!尋いてみるとそこに彼がいるというではありませんか、、!!何で、、泣 休んでるんじゃなかったんかいーーーー 行きたい!でもスッピン。おまけにコンタクトまで外してしまっている、、、最悪だ、、

しかし彼に会いたいという気持ちが私の背中を大きく押しました。再び出かける決意をした私は猛スピードで逆再生モードに突入。顔面をリセットし、服を着て、フラットメイトをひっ連れて皆が集まるバーへ直行しました。彼に会えるということだけで私の足は急速に動き出しました。そして改めて気づきます。ああ私は相当彼のことが気になっている。というかもうそんな領域を超えてかなり好きになっていると。

友人から教えられた場所に行くとそこには私が待ち望んでいた光景がありました。8人いた友人の中で彼はテーブルの端に座ってバーに入ってきた私を見つめ軽くハーイと声をかけてきました。

隣は空いていなかったものの私はフラットメイトとともに近くの席に座りました。呑み続けること1時間。しばらくすると何人かの友人が帰り始めました。時は2時すぎ。私は彼が帰るまで残ろうと決め、ゆっくりと自分のドリンクを呑み続けました。すると彼の隣の席が空きました。私はさりげなく自分の飲み物を持って彼のそばの席に移動しました。すると彼が私の飲んでいたものを指差し、ちょっと頂戴?といったような趣旨のことを言ってきました。

ハイハイハイ!!!もちろんイイですとも!むしろ大歓迎です。何でも彼はお酒好きなようで私の飲んでいたものが他の人とちょっと違っていたため気になったようです。嬉しそうに彼はグラスに口をつけ、喉を鳴らして飲みました。悶絶。失神しそうになるのをこらえて私は何とか自分の意識を保ちました。

そうしてその日は終了、、すると思いきや暫くして日本人の友人が私に、私が来る前に何を話していたのかを話し始めました。

 

「彼、彼女いるらしいよ」

 

その言葉だけが私の耳にこびりつきました。え?今なんて言った?

一番あって欲しくない現実が無装備な私に突然襲いかかってきました。さっきまであんなに幸せな気持ちしかなかったのに、、!何で一瞬でこんなに急降下してしまうのか、訳が分かりません。

しかし何はともあれ、ここで驚いたりしたら彼のことを好きなことがバレてしまいます。私はただ、あ、そうなんだ〜とだけ返しその場をやり過ごしました。

思考回路はショート寸前。胸はグチャグチャになり、頭は彼の彼女の姿をイメージし続けました。きっとイイ子なんだろうなあ、、色白でちっちゃくて細くて、、。もう泣きそうです。

そして私はまたフラットメイトと一緒に家路につきました。

行かなきゃよかったな、、今日は本当に最悪な日。午前3時の月明かりを浴びながら私は自分の気持ちを整理しようと必死にもがいていました。あしたは日曜日。長い一日が私を待っています。

 

国際恋愛をそもそもどうやって始めるかという問題

前回の記事にも書いた、私の馴れ初めの件ですが、他の国際恋愛を経験した友人の話を聞いて様々なカップルのカタチがあったのでそれを参考までに記したいと思います。

とはいえダラダラとエピソードだけ並べてもしょうがないので幾つかのパターンに分けて紹介します。

 

⑴英語・日本語その他の言語含めて日常会話をすることができるか

後にも先にもやっぱり重要な言語問題w 好きだけじゃやっていけない時もありますのでね、、、しかしながら英語は別として相手の母国語をしっかり話せるパターンなんて滅多にないですから、少なくとも英語で自分の意思を最低限伝えられればいいのかなと個人的には思います。私も韓国語しっかり話せないんですけど英語で日々会話を楽しんでいます。まあでも正直相手が日本語できたら万々歳ですね。。めっちゃ楽です

 

⑵相手が日本に興味あるか

これは人によっては重要度別れてくると思いますが、、個人的にはどっちでもいいかな、、少なくとも全く興味ないよりかはあったほうが色々話も盛り上がりますし、文化の違いで困った時も相手にこちらをサポートする広い心があるかどうかってところにも繋がってくるので案外重要かもしれません。しかし逆に我々が日本文化を全力で主張しすぎてしまうとギクシャクすることがあるので注意ですw 私の彼はほんっとうに韓国料理が好きで毎日いつでもどこでも韓国料理を食べたいとほざくのでたまに殴りたくなります。。。今日くらい我慢せえやと

 

⑶1と2の条件が揃ったところでじゃあどこで出会うのよっていう問題

このご時世色々な出会い方があります。私の周りでは留学先で出会うパターンが多いですが、中にはアプリを使う方々も。名前は伏せますが、親日の人とあらかじめ条件をかけているものもあるそうでそれはそれでストレス少なくて良さそう。まあアプリを使うことによるメリットデメリットとか色々言われてますけど、使ったって使わなくたって良い時もあれば悪い時もありますから自分の中で納得した上で進めれば良いんじゃないかなと思います。

 

最後に私の勝手な考えを書かせてもらうと、相手がかなり日本に興味ない限り英語がちゃんと話せないと距離を縮めるのはとても難しいです。特に欧米人と付き合いたいと思うならなおさら。自己主張がしっかりできるのに加えてジョークなどなど色々ひっくるめて理解できないと辛いです。そしてアジア人というだけで対象外になったり露骨に変な顔されたり、話してくれなかったり、、色々辛いことはありますがそこに耐える精神力も必要かもしれません。以外と体育会系な恋愛、、w 

何だか辛いことばっかり書きましたが毎日まいにちお互いの意識の違いに直面して少しずつ妥協して、、大変だけどRPGやってるみたいな楽しさを味わうことができて私は満足しています。また、いまの彼と付き合う前、私には日本人以外と付き合おうという考えはこれっぽっちもありませんでした。私は彼が韓国人だから好きになったのではなくただただ彼の性格が単純に好きだったので。 とは言ってもたまにブン殴りたくなるほどムカつくことはあるw なので国際恋愛しようしようとガッつきすぎずにぼちぼちやるのが良いのかもしれません。全ては所詮タイミングと運なので。。

今回はこんなところで👋

韓国男子の生態 vol.1

最初に言わせていただくと、私の彼氏は本当に面白い。

そんな彼の日常を私を含め色々な側面から日記がわりにここに記したいと思います。

 

まず最初に私の彼氏は韓国人です。

今時国際恋愛や国際結婚が多い中、韓国人の彼氏がいるだけで別になにも特別なことはないのですが、日本人とは違った色々な側面や日々のことを徒然なるままに書き記したいと思います。

時は遡ってある年の9月。私は人生で最大のイベントを前に少し緊張していました。それは何か、、、留学です。何故私が留学することになったのかとかそこら辺の話はちょっと置いておいて、まずは彼との馴れ初めを。

最初に出会ったのは留学生の交流イベントです。いわゆる酒の席で、と言っても日本でいうところの合コンとはちょっと違う、、ただ気軽に話しをするだけのイベントです。私は最初別のアジア人の友達と自分のフラットメイトと一緒に呑んでいたのですがふと入口の方に目を向けると、一際背の高い彼の顔が目に入りました。そして私の頭の中で何かがバチバチっと音を立てました。しかしその時は話しかけることはなく、最終的に二次会の会場に移るタイミングで私の友人が彼に話しかけ、ついでに私も自己紹介をしました。彼は予想通り韓国人で、英語の発音もそして名前も韓国人そのものでした。優しく柔らかい印象の目元とソフトで心地よい声が私の耳に残りました。この世で一番優しいものに触れた気がしました。ここまできて私は気づかないうちにすでに彼に惹かれていました。もう自分でも驚くほどのスピードで。。

しかし、その感情に気づいたものの、私はすぐにそれを認めることができませんでした。今まで何度も片想いで終わった経験と、必要以上に他人からの印象を気にしてしまう性格が大きな足枷となって私をその場にとどめました。

とりあえずそのまま様子をみよう。すぐに消える一時の欲望に違いないと自分の気持ちに蓋をする決意をしました。しかし彼はそんなこと関係ないというように私にさりげなく一杯のビールを奢り笑、楽しそうに弾むように、でも時々恥ずかしそうに話し続けました。

そして次の日の朝、携帯を見ると彼から一通のメッセージが届いていました。

hi!

 

?! なんだこれは、、、どう意味だ??たかがこんな一言で私は大パニックに、、笑  今考えても恥ずかしいですが、日本にいると男女がさりげなく会話を始めるって滅多にないから(少なくとも私の経験上)無駄にドキドキしてしまって、同時にとんでもない幸福感が同時に私の心をいっぱいにしました。

とにかく何か返信しなければ、、、!でもなるべくドキドしていることが伝わらないようにしなくては、、、クールにちょっと素っ気なくいこう!という謎の天邪鬼を発揮して私はただ 

hi ! what's upp?

と返しました。すると彼から秒で

nothing~ just say hello 

どういうこっちゃ!!!おちょくってんのか!!これが海外スタイルなのか???いや相手は韓国人で同じアジア人なんだから日本人と恋愛に対する感覚は似ているはず、、となるとますます分からん、、、頭の中はもうグルグルです。やってられません。。結局そのあと私は何と返したらいいのか分からず会話はそこで止まってしまいました。もっと話したい。でもどんなテンションで何を話せばいいんだろう。話すことはたくさんある、新しい環境で困っているのはお互い様で、情報交換したいことは山ほどある。韓国ドラマのことも話したい。でも引かれたりしないだろうか?ああどこか一緒に行って会いたい、直接話したい。でも勇気が湧かない、、、

ここまでずっと考えて自分めんどくさいなってなりました。笑 そしてとりあえず次のイベントを待つことに。というのも授業が始まるまでの期間はほとんど毎日と言っていいほど夜に飲み会的なものが開かれるので、そこに参加すればきっと自動的に彼に会えると思ったからです。

 

しかしながら次の飲み会で私は衝撃の事実を耳にします、、瀕死の重傷を負います。乞うご期待!!

いったいどうやって友達作ればいいの??留学が始まって一番最初に困ったこと

今回は私が留学するにあたって一番気にしていた、どうやって友達を作ればいいのかということについて触れたいと思います。

 

私は最初の時点で幸運にも共通の話題で盛り上がれる友人を発見しました。これは偶然と言ってしまえばそれまでなのですが、個人的に事前のある行動が功を奏したと思っています。それは、海外のドラマや映画をとにかく沢山観ることです。ドラマはHBOのものと韓国ドラマ、映画はmarvelシリーズのものを観ていました。

留学すると欧米人と仲良くなれると思っている方多いと思いますが、少なくとも私には出来ませんでした。ガンガン積極的に話しかけていくのがベストですが、普段自分の国にいて、そこまで出来ない人が急に積極的にいこうとしたら精神的にキツくなっておかしくなります。

そこで!私はまずアジア人の友人を作ろうと思いました。いまになって思うのですが、アジア人は精神的にものすごい支えになります。特に韓国人。生活習慣や文化が似ているのでなんとなく意思疎通が取れ、一緒に行動していて何かとラクです。ではここからが問題ですがアジア人と仲良くしようと思ったら、あなたならどうしますか?よく言われるのが日本の文化を紹介するというもの。でも正直この方法ってかなり厳しいと思うんです。特に相手がかなりの日本通でない限り日本の話だけで会話し続けることなんてできません。私は最初韓国人の女の子たちと話す機会がありましたが、その時に感じたことは日本のことを話すよりも自分が相手の国の文化についてツッこんだ方が話が弾むということでした。

韓国ドラマでこういうのを見たよ!というところから、そこで知った日本との違い、俳優さんから最近のトレンドまで話題は尽きることなく、2時間カタコトの英語で話し続けました。ドラマや映画のようにお互いにイメージが共有できていると言葉が不足していてもなんとなく意味が通じて無理なく話を続けることができるのでオススメです。ちなみにこの2時間で5人以上のアジア人の友達を作りました。仲良くなるとそこから一緒にランチ行こうよ!と誘われたり、友達の友達に紹介してもらえたりするので、無理なく知り合いを増やすことができます。時が経つとその流れで自然と欧米系の友人が芋づる式にできます。

次のステップはどうやってこの人たちと距離を縮めるかということです。正直アジアの人たちと違って共通の話題を見出しにくいというのが個人的な見解です。しかしここも映画とドラマの知識を使って乗り越えることができます。一つ実際に起きた出来事をあげると、私はプリズンブレイクというアメリカのドラマが大好きで、何回か見ていました。そこでは日本の折り紙で有名なツルが物語のキーを握るのですが、ヨーロッパ圏から来た学生と話していると以下のような流れでこのツルが出てきました。

その時は私と友人(日本人)で話していたのですが、流れで日本の文化?の話をしていました。私の友人が折り紙のツルの写真を見せた時、その学生が折り紙は知らないけど、その形は見たことある!プリズンブレイクで主人公が水路を確認する時に使ってたやつだよね?!と切り返してきました。(プリズンブレイクのはツルというより白鳥っぽい)私は正直折り紙の折り方はよくわからないのですが笑プリズンブレイクなら分かります。その後ドラマで見たワンシーンをはじめとして話を展開することに成功。しかし韓国人などと比べてお互いの文化にまで話をもっていくのはまだまだ難しいなというのを感じました。

ここまで書いてきて、他の国の友人を作るには(話を弾ませるためには)かなりの知識がいるということと、それなりに自分でも勉強しなければならないということを再発見しました。また、結局相手に面白いと思ってもらえないと次はないというところが、日本と違って友達付き合いの厳しい側面だと思います。ただ一緒にいるとか、一緒に行動するだけでは全く友人として認められないません。話しかける積極性よりも聞かれたことにどのように反応するか、どれくらい深いところまで話を掘り下げられるかそこが全てだと思います。これから留学する人、いま留学している人、友達作りしんどいなって思ったらまずは流行りの映画、ドラマをチェックしたり、自分の好きなことを海外のものと絡めたりして知識を増やすと周りの環境がちょっと違ってみえるかもしれません。もちろん無理せず自分のペースで。

twitterでTOEIC(リーディング)のスコアを1ヶ月で80点伸ばした\(^o^)/

この前はリスニングのスコアの伸ばし方について紹介したので、今回はリーディングについて書きたいと思います。前回同様、超自己流です!笑

 

 テストを受けたことのある方ならお分かりかと思いますが、TOEICのリーディングは大きく分けて 文法・短文穴埋め/読解・長文読解 の3つが合わさってできています。そしてこの順番で出題されます。文法に関しては何でもいいのでTOEICの公式の問題集でも買って何度も解いてください。5週もすれば爆死することは無くなります。そもそも中学の文法すら理解できないっていう方はそこから始めてください。

 

 さて、文法はおいておいて、そのあとの読解がうまくいかないんじゃー!ってかたも多くいると思うのでそこについて詳しく書きます。

巷ではまず問題文を読んで、そのあと関連するところを読んで、ヒントを探すやら、本文のここら辺を読めば解けるやら色々な解き方が紹介されていますが、、私もそんなようなことを実践してみましたが、、上手くいかない。全く。というか個人的にはそういう解き方をすると文章の意味が上手く拾えなくなってしまって勉強していて面白く無いんです。正解しても勘でやってる気がしてしまって。

 で、ここで考えてみます。なぜ問題が解けないのか。単語が分からないから?文法が分かってないから?でも本当はそうじゃありません。文章を読む練習が圧倒的に足りて無いんです。文法を勉強して文の構造だけ理解しても、単語だけ分かっても、英語を文章としてざっと読める、意味が取れるようにならないと人間はスムーズに文章を読み進めることができないんです。じゃあどうすればいいのか。自分がまず思いついたのは、文章を読むこと。っていやいや…いま文章が読めなくて困ってんだよと、最初に戻っちゃったじゃん!どうするべきか…。

 とりあえず自分が読める文章で、飽きっぽい性格だからなるべく短いもので…お金が無いから無料でやりたい…そんな私の欲望を満たしてくれるのは…そう、twitterです(やっと出てきた本題!)

 やり方は単純で、いつも使ってるアカウントで英語で発信しているアカウントを何個かフォローして毎日見続けます。私はBBCと好きなブランド、スポーツ選手やドラマのアカウントをフォローしました。特にBBCは最初の段階で小見出ししか見えないので、その文章をまずみて記事の内容を大雑把に想像します。そのあと気になる内容だなあと思ったらリンクをクリックして深く読み進めます(途中で飽きたら辞めます笑)分からない単語は基本的に最初はスルーして文章の中で意味を取るように心がけますが、繰り返すうちになんかこれ前にも見たな…と感じたら、その単語を長押しして、調べます(電子辞書持ってないので)。調べても単語帳とかに書いたりはしません。どうせ続かないので。他にもコメントや一般の方が書いた交互的な内容もチェックして自然な表現や英語ならではの表現も読みます。たまーにリスニングとかに出てきて問題を解くときに参考になることがあります。BBCのような堅いものに飽きたら、次は好きなブランドの新作を見てみたりして気分転換します。もちろん日本語に逃げるのもアリです。毎日自然な流れで触れる為にも、別アカを作るのではなく、いつも使っているアカウントで自然に英語のコンテンツが流れるようにするのがいいと思います。

 以上のことを1ヶ月毎日、通学時間(3時間くらい)で続けたら、リーディングのスコアが80点上がって、夢の700点代後半を記録しました。ただ最近は伸びが緩やかになってきたので、また別の手を考えたいと思います。

 

辞めどきっていつだ?数々の物事を辞めてきた自分が思うこと

 皆さんは何かを途中で辞めたり、諦めたりしたことはありますか?自分自身、小さな時から習いごとやその他諸々、嫌なことがあって辞めたりしたことが何回もありました。そんな中で私が確立した、今は辞めどきかどうかの判断基準のようなものを紹介したいなと思います。

 

 判断基準はシンプルです。「そこで何かを得られたか」もしくは「何か得られそうか」ということです。

 私の場合、初めて辞めたものは確かピアノの習いごとだったような気がします。その時はそもそもピアノが好きでなかったことに加えて、先生が怖いのもあり、辞めたくて辞めたくて仕方ありませんでした。ただ私の母は何かを諦めるということを毛嫌いする人間でして、私の願いは叶わず、そのまま5年ほど続けることになります。しかしその間、練習はほとんどしなかったため曲は一向に弾けるようになりませんでした(それどころか楽譜さえまともに読めなかった)。この時幼いながら私は考え続けました。このまま続けて自分は何か得られるだろうか。そして今まで自分はピアノをやってきて何か得られただろうか、と。もともとピアノが好きでないのですから続けるのすら辛いこの状況でそれ以上のことは望めません。気合いで続けたとしても意味がないと、この時私は確信しました。結果上記のことを説明し、親は辞めることを認めてくれました。

 次に辞めたのは大学生になりたての時に始めたアルバイト3つです。(ここまでにも色々辞めたのですが、割愛)1つは店長が変な人であったこと。コンビニだったのですが私にばかりトイレ掃除をさせたり、何度も怒鳴られてナーバスに。あとはお客さんに執拗に絡まれ嫌な思いをしたこともありました。ここでは最初、私の中には「こんなことで諦めたら社会人になってやっていけない、だから続けなきゃ」という思いがありました。今まで何回も諦めたり辞めたりしてきた自分に後ろめたさがあったのだと思います。しかしもうそんなことを考える余裕のないくらい精神的に追い詰められました。耐えられない、と思ったその時、あの判断基準が自然と私の頭の中を反芻しました。

「私はこのバイト(コンビニ)で何か得られたか、そしてこの先何かを得られるだろうか」その時は研修期間も終えていて一通りの業務はできるようになっていたので、その点で「コンビニその他小売店業務で必要なスキル」は得られたと言えます。しかしこのままこの店長の下で働いていても、私にとってプラスになることも、得られるものも何もありません。ここまで考えて私は速攻その店舗を辞めました。

 

最後に、辞めようと思って辞めなかったエピソードもお話ししようと思います。私はそもそも学校が好きではなく、大学も入った瞬間につまらなくなり辞めようかと真剣に悩んだ時期が半年ほどありました。その時は何の授業に出ても将来の役に立ちそうなものはないし、自分の興味の無いコンテンツばかりで休んでばかりいましたが、とある筋から留学の話をきいて、大学にちゃんと通う必要性があるという判断に自分として落ち着き、つまらないと感じながらもここまで4年ほど通い続けました。(ちなみに小学校の低学年で不登校を経験しています。)

ここまでの人生短いながらも振り返ると、私は何でもかんでも諦めたり続かない人間なのではなく、自分なりに考えて物事を選択をしてこれた気がします。辞めた先で多くの自分に合う環境に出会え、今まで想像もしてなかった生活をして、結果的にピアノは全く弾けないけれど趣味で出会ったギターは弾けるように人間になりましたw。好き嫌いをすることで自分の周りには結果的に大好きなものだけ残り、自分の向き不向きが何と無くわかるようになりました。これがいいのか悪いのかはまだわかりませんが、この先もたくさん挑戦してたくさん諦めるスタンスでやっていこうかなーと思います。